UK2010 ②
2日目からは本格的に始動です。
まずは日本での日常で溜まった垢を落とす作業(Retreat)です。
日本出発前にお願いしていたことは、「旅行中は今に集中する」ということです。
翌日の心配や段取りをしたり、日本に残してきた仕事や家族などのことを振り返ると、その途端に取り越し苦労が始まって「今」を楽しめなくなってしまいます。
人間、「今」に生きているととても心が落ち着いて平和な気持ちになれるものです。
さて、今回参加してくださった方のうち何人の方が実践していただけたでしょう?
途中に観光を入れながらコッツウォルズ地方のある小さな村を目指し、車を走らせます。
多少観光を入れるのは、少しずつ意識を日本から離していく目的があります。
今回はBlenheim Palaceと、花の美しい季節だったのでHidcote Manor Garden、Kiftsgate Court Gardensに立ち寄りました。
2つのGardenへの道は雄大な田園地帯の細い道路です。
そんなせまい道路なのに大型バスと何度か出くわし、そのたびにギリギリのすれ違い。
それらの大型バスはすべて日本人の団体客でした。
おおらかな景色の英国の田舎には、どれだけ不釣合いな光景だった事かご想像いただけると思います。
目的の村は、下見のときと同様しっとりとした雰囲気で、滞在する者を癒してくれるように私たちを出迎えてくれました。
3日目は、瞑想の後3時間ほどフットパスや近所の村でウォーキングを楽しみ、帰宿後はヒーリング。
程好い肉体の疲れと、穏やかな環境、そしてヒーリングによって日常の垢はずいぶん取れてきました。