ペットとヒーリング
10月4日の「世界動物デー」にあわせ、The Harry Edwards Healing Sanctuary の ‘ The Healer ‘ magazine は、毎年この時期、動物とスピリチュアルヒーリングについての特集号となります。
動物へのスピリチュアルヒーリングの効果や恩恵、ペットと人間の関係のあり方など毎年様々な話題を提供してくれています。
これまでに私も、クライアント様の愛犬や愛猫にヒーリングをさせていただいたことが何度かあります。
動物は邪念がない分、とても素直にそしてすばやくヒーリングに反応してくれ、その後の経過も順調なことが多いようです。
これまでの経験から述べさせていただくと、ペットが病気や不調になる陰には、飼い主の「余裕の無さ」が潜んでいることが多いと感じます。
ひとつは、忙しさにかまけてペットの相手をあまりしていなくて、ペットが寂しさから不調になるパターン。
もうひとつは、ペットの世話は充分にしてはいるのだけれでも、忙しい人間のご都合主義にペットが振り回されているとでも言えるパターンがあります…。
飼い主の気分であるいは飼い主の都合だけで、ペットと遊んだり関わったりしていると、ペットにストレスが溜まってきて心身の不調につながるようなのです。
いわばペットが飼い主と遊んであげている、相手をしてあげている状態です。
飼い主は可愛がっているつもりのようですが、当のペットからすると「自分の気持ちを理解してくれていない!」ということになるらしいのです。
ペットが遊びたいときには遊んでくれない、ペットがのんびりしたいときにはのんびりさせてくれない、ペットが撫でて欲しいときには撫でてくれない… etc ということです。
更に悪い例では、ペットの不調に飼い主が動転してしまい、あっちこっちの獣医さんにつれまわしてはやれ検査だ、それ注射だとペットが望んでいないことを強制するので、どんどん悪化していった事例も知っています。
ペットへの一番の薬は、飼い主の思いやりのある愛撫であることが多いのです…
ペットへの躾を否定しているつもりはありません。
ペットといえども立派なひとつの命、その気持ちを汲み取ってあげる心の余裕と、その気持ちを尊重して実現してあげる時間の余裕を持ちたいものです。