あとでわかる
もう何年も前になりますが、入院していた肉親が医療過誤を受けてしまい、容態が悪化してしまったクライアント様がいらっしゃいました。
そのクライアント様はその時にずっと付き添っていたこともあり、病院側のミスに気付けなかったことをとても悔やんでいて、私に助けを求めてきました。
すぐに入院されていた肉親と、そのクライアント様に遠隔ヒーリングをさせていただきました。
助けを求めてきたクライアント様にはメッセージも届けられました。
「今回の事故は病院側のミスなのだから、自分を責めないように。ミスを発見できる場にいたのに見逃してしまったという点で悔いが残ってしまうかもしれないが、自分を責めたところで何も生まれない。そのエネルギーを理性的に使って、今後どう対処したらいいかということを考えたほうが建設的。今回のミスも起こるべくして起こったのだから、将来、この出来事を振り返った時にその意味を理解することでしょう」
その後入院されていた方は奇跡的に回復し、無事に退院、社会復帰されていきました。
何でも他人のせいにしてばかりいては進歩や成長は期待できませんが、反面、真面目な方ほど自分を責めがちになり、余計な荷物を背負ってしまうことが多いようです。
私も出来事の裏にある意味を考えすぎてスタックしてしまった経験は数多くあります。
でも最近は、そんな時はこう考えるようにしています。
「あとでわかる」